フルーツ入り杏仁豆腐の怪


この間、実家の家族+私・夫・娘で箱根に旅行したときの話。
二日目、箱根でわりと評判のいい中華料理店に行った(実際、どれもおいしかった)。で、デザートに家族がフルーツ入り杏仁豆腐を頼んだのだけど、クコの実しかのってないふつうの杏仁豆腐がでてきた。
質問したら、「シェフがぜひ皆様にこちらを召し上がっていただきたいということですので」みたいなことを言われ、みんな不思議に思いつつも食べた。しばらくしたら、さっきとは違う店員さんが入ってきて、土下座せんばかりの勢いで謝られた。それだけでも驚いたけど、さらにもう一人別の店員さんが来て、また物凄い勢いで謝って帰って行った。
後から来た二人の店員さんの説明を聞く限り、ふつうの杏仁豆腐がでてきたのは、単なるオーダーミスのようだった。

未だに疑問なのは、あの堂々と「シェフの粋なはからい」的な説明をしていた店員さんはなんだったのか、ということ。嘘をついていたのかな?「平気でうそをつく人たち」って本の内容忘れたけど、そんな言葉が去来してしまうな。はたまた、何か彼女だけ思い込みがあったのかな…?
どうでもいいことだけど、妙に印象に残ってしまった。