ジョージ秋山

竹熊健太郎さんのブログで紹介されていた本を新宿ブックファーストで見つけ、悩んだ末買いました。「漫画家アシスタント物語」なる本なのですが、これが非常に面白かったです。
帯には「全漫画家志望者必見!現在アシスタント生活34年目!ジョージ秋山プロダクションの現役スタッフ(52歳)が記す前代未聞のアシスタント人生録!」と書いてありまして、それはまぁ「私漫画家志望者じゃないしなぁ…」とも思ったのですが、帯の背に「自分の夢実現を邪魔するものは、親でも社会でもない、自分の怠惰である。」と書いてあるのを読んで、…他人事じゃないわね…と思い、手にとってしまいました。巻末の漫画の汗臭い絵柄にちょっと怯みながらも、好奇心を抑え切れず購入。

竹熊さんが「70年代から現在にかけての立派な時代の記録であり、私小説としても抜群に面白い本です。特に、なにかクリエイティブなことをしたいと思いつつ何となく30歳を越えてしまった人には、生きる上でのヒントが見つかるかもしれません。」と言っているのに納得。20代終盤の私にとっても、色々考えさせられる本でありました。
そしてジョージ秋山はやっぱ喋り方とか言うこととか漫画のイメージのままで(と言ってもアシュラぐらいしか読んでないですが)、かっこいいなーと思いました。


少し前のことになりますが、こないだの手ごたえなかった面接が、受かってました。で、とても嬉しかったのですが、明日2次面接なのです。これで最終とはいえ、とても不安です。うひー

漫画家アシスタント物語 (SUN MAGAZINE MOOK)

漫画家アシスタント物語 (SUN MAGAZINE MOOK)