しげる

くあがたから借りた「水木しげる伝」が面白い!ゲゲゲの女房も全然観てなかったし、水木漫画ってほとんど読んだことないし、あんまり水木しげるに対して興味あったわけでもないけども、おもしろい。
「ハングリー精神を持つ」って、要するに野心を持って頑張るってことだよなー、ぐらいにしか捉えてなかった言葉だけど、これを読んでるとみんな常にお腹すかせて餓死一歩手前みたいなとこでギリギリ踏ん張ってて(でも餓死とかで若くて死ぬ人も珍しくなくて)、戦中・戦後は文字通りハングリー精神が「何とか食べていきたい!」っていう気持ちと直結してたのかなーとか思った。
今の時代、ハングリー精神って持ちにくいよなあとも思うけど、そんなこと言ってるようならどの時代にいてもやっぱり同じかな。今の時代でもハングリーな人は沢山いるだろうし、私が単にぬるいだけだよなあ。。
中巻の裏表紙に書かれた「今の人は簡単なことで、やる気をなくしたり、あきらめたりする。水木サンを見習って、好きなことを一生懸命に続けていれば、モノになるハズです。アーメン。」っていう言葉が、漫画と合わせて読むとすげー説得力あって耳が痛い…!とりあえず、メモだけでもしておこう。。

完全版水木しげる伝(上) (講談社漫画文庫)

完全版水木しげる伝(上) (講談社漫画文庫)